大観衆の目の前で、夢の舞台を創り出す。
ビッグレースを専門技術で担うやりがい。
学生時代、競馬好きな友人に誘われてこの世界を知りました。初めて東京競馬場に足を運んだ時はそのスケールに圧倒され、走る馬のスピード感やお客様の大歓声に心が震えたことを覚えています。大学で地被植物による造園技術を専門に学んでいたこともあり、就活では自然と「競馬×芝生」に関われる企業を探すように。当社の求人を見つけた時は「これだ!」と感じ、その場で電話をしたほどです。入社した今も、理想的な環境で競馬に携われるのがとても楽しいです。周囲に熱量のある先輩・同僚が多いのも、やる気を後押ししてくれます。
馬場営繕の仕事は、競馬開催日の業務と平日業務に分かれます。開催日はレース前後のメンテナンスが中心。プログラムに添って柵のレイアウトを変えたり、馬が走った後の荒れた芝を整えたり、ダートコースでは「ハロー」という機械を使って砂をならしたりもします。レースの間のタイトな時間で整備するので、頭数が多い時などは大変ですが、無事に1日を終えられた時の達成感は大きいですよ。開催日以外ではお客様エリアの花壇・樹木を手入れしたり、厩舎等の修繕管理を行ったり、JRAからの要望を受けてさまざまな仕事を手がけています。
印象深かったのは入社して初めての競馬開催日のことです。新人ですから責任ある仕事を任されたわけではないものの、大観衆の目の前で作業するプレッシャーで前の夜は眠れませんでした。今はさすがに慣れましたが、もともと観客側にいた人間が、柵を越えて競馬業界の一員として働いていることには変わらず感慨を覚えます。近年は猛暑や豪雨など植物にとって過酷な状況が増えています。前年までのノウハウに加えて芝の生育条件や病気に関わる知識を増やし、その年の気候なども加味して、より安全で走りやすいコースづくりを進めていきたいです。
新卒採用情報
事務系総合職を中心に、新しい力を募集中。競馬場の清掃マネジメントやJRAとの業務調整、レーシングプログラムの制作まで、さまざまな業務にチャレンジできます。競馬好きな人もまったく業界知識がないという人も歓迎です。
中途採用情報
建築・機械設備の設計・監理、土木・造園、電気・設備保守管理、建築物保守管理など幅広い経験や知見を生かしてご活躍いただけます。資格取得補助など入社後も更なるスキルアップが可能。共に競馬を支える力を募集します。