Q17 質問者:乗馬愛好家
Answer
ハノーバー種の9歳の乗馬用のセン馬です。所有して3年になります。
体高は170センチくらいまであって、かなり大きくて骨太の馬ですが、カラダが細くてアバラ骨がうっすらと見えるような感じです。
食欲は旺盛で朝夕のカイバはしっかり食べています。あの食べたカイバは身体の中でいったいどこへいったのかと不思議です。毛艶は悪くはないと思いますが少しパサパサした感じです。もともと太らない体質の馬だと思っていましたが、最近は少し心配になってきました。
何か良いエサやサプリメントがあれば試してみたいと思います。
ご推察のとおり、もともと太りにくい体質の馬である可能性があり、飼料給与総量が不足していると考えられます。理想的なボディコンディションスコア(当社HP愛馬のためのカイバ道場11月号参照)が維持できるような給与量に修正すべきで、牧草は少なくとも体重の1%は与える必要があります。牧草に含まれる繊維成分は消化管の正常性を保ち、ひいては馬の健康維持に必須な飼料です。これらについて、乗馬クラブの責任者の方と相談されることをお勧めします。
また、植物油(単位重量あたりのエネルギー価はエンバクの3倍)の利用は有効なエネルギー補給方法であり、毛艶の維持にも効果があります。