JRAファシリティーズ株式会社 English
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  3. 東京 施設管理課馬場営繕係

採用情報

  

現在担当している業務は


  私の担当している馬場営繕係は、競馬場の馬場及びそれに付随する施設またはファンエリアの造園管理・建物の修繕等の保守管理をしています。

 馬場管理については芝・ダート、障害の3つのコースのほか張芝に使用する養生地も管理しており、特に芝・障害コースは健全な芝の育成が競走馬の安全に繋がるため、毎日馬場を踏査し芝の生育状況・状態をチェックしています。
 開催が無い時期は次の競馬に向けての馬場造りに専念し、夏季については競馬で傷んだ芝生の張替を行い次の競馬に備えます。

 コースのメインである芝コースにおいては景観を兼ね備え、競走馬に安全かつ競馬に耐えうる馬場造りをモットーに日々馬場管理に励んでおります。
 ダートコースについては開催時、レースで荒れた馬場を整備するため、ウニモグとハローという特殊な車輌・機械を用いて整備しますが、その際砂が移動してしまい厚さにバラつきが出てきます。そのため平常日に砂の厚さ調整が必須となり、均一に敷き詰められているかチェックします。

 造園管理においては、花壇の草花手入れ・植え替えや樹木の剪定・刈り込みがメインの仕事になります。お客様を迎え入れるに当たり『競馬場ってきれいなところだな』『また競馬場に行きたいな』と思っていただけるよう、快適な空間づくりを目指し整備しています。

 もう一つ重要な仕事として競馬開催の運営をサポートする開催業務があります。
 開催業務とは、競馬が公正に施行されるよう準備・設営を管理する仕事です。具体的には柵の開閉や置き換え、競走後の芝生の手入れ、ダートのハロー掛け及び散水等の指示・確認する業務になります。競馬開催が安全かつ適正に施行されるよう、競馬場全体の保守管理を担うのが私の仕事です。

JRAファシリティーズを就職先として選んだ理由は


 私の前職は、土木工事の施工管理をしていました。
 自分の経験した世界での技術を活かせる職場を探していたところ、競馬場を管理する仕事を見つけました。それまで私はほとんど競馬をやったことがありませんでしたが、『馬が競走する芝生の馬場を造る』というところにものすごく興味をひかれました。

 自分が経験し培ってきた土木の技術が、芝生を生育させる造園の技術と少し違う部分に不安もありましたが、それよりも新しいことにチャレンジしてみたい、自分自身をより高いところへステップアップさせ技術を磨きたいと思いこの会社の募集に応募しました。


JRAファシリティーズの魅力は


 芝生の管理というと、ゴルフ場やサッカー場を思い浮かべる方が多いと思いますが、競馬場という独特な場所の管理に携われることが大きな魅力だと思います。

 芝生の生育管理だけではなく馬が走る場所ということも念頭に置き管理しています。それと同時に公正競馬の確保という観点から、『均一な馬場を提供しなくてはならない』という責任も感じます。

 また、GTなどのビックレースの時、何万人というお客様のスタンドから溢れ出す歓声を支えている舞台の最先端で仕事をしているのも魅力の一つです。


これまでに印象深かったことは


 冬の東京競馬は1月末から2月にかけて開催されます。厳寒期となるため凍結や降雪の対策がキーポイントとなります。ダートコースの砂は、水分を含むと凍りつくため不凍剤を散布し、芝コースは陽の当たりづらい場所に保温性を確保するためシートを敷設して不凍対策を施します。

 凍結よりも厄介なのが降雪で、いまでも週末の天気に雪のマークが付くと非常に憂鬱な気分になります。
まずダートコースについては、砂の上に雪を積らせないようハローを掛け続けます。また散布した不凍剤も雪解け水で流亡してしまい効力が薄れ、砂が非常に凍りやすい状態になっているというのもハローを掛け続ける理由の一つです。

 芝コースについては競馬の予定にあわせて、人力にて除雪しなければなりません。冬の開催で使用する芝コースの面積は約80,000uで、これを人力除雪することは容易なことではありません。特に平成26年に降った大雪の除雪は想像を絶するものでした。週末にわたって2週連続で降った積雪量は、それぞれ芝の上に40〜50cmと人力除雪の域を超えていたため機械除雪を併用しました。

 50年に一度の大雪が2週連続週末に襲い、当時は多忙を極め心折れそうになりましたが、今では非常に貴重な経験だったなと感じています。

「開催業務」を行う上で、心がけていることは


 競馬開催において『何事もなくレースを成立させる』ことが最も重要なことです。競馬開催の運営をサポートしている立場として求められていることは確実性だと考えております。レースの準備・設営は絶対に不備があってはならないことであり、間違いが許されません。そのためレース間での10〜15分位の限られた時間の中で、的確な指示を出し作業してもらうことが大きなポイントとなってきます。

 作業終了時には柵の閉め忘れや道具の置き忘れなどの作業ミスがないかどうかをしっかりチェックし管理しています。また芝レース時においては、馬の走ったあとの蹄の跡がきちんと補修され手入れができているかどうかもチェックし、安全な馬場を提供するよう心掛けています。
 

将来の目標や夢は


 私は入社以来転勤がありませんので他の競馬場の管理を詳しくわかりませんが、コース管理のベースはどこでも変わらないと考えています。ただ芝生の管理については、その土地の気象条件の違いや開催の時期にあわせて馬場を仕上げていくため、競馬場ごとに若干管理方法が違うのではないかと思っています。他場の芝生の管理を経験し、技術を磨きスキルアップしたいと考えています。
 また、将来の目標ではありませんが、上でも述べたとおり、競走馬に安全で均一な馬場造りを目標として管理しています。
 

就職活動中の皆さんへのメッセージ 


 馬場営繕係の仕事は、馬場・造園・営繕の保守管理業務と開催業務と多岐にわたるため、いろいろな技術やノウハウを必要としています。いろいろと覚えることや、身に付けなければならないことがたくさんありますが、とてもやりがいのある仕事だと感じております。

 就職活動中の皆さんもどんな仕事をしたいのか、どんな職場で働きたいのか、もう一度自分と向き合い考え、社会に出て学んできた知識を知恵に変えて仕事に活かし努力していってください。

 また、いろいろなことにチャレンジするときには、どうしても不安になったり悩んだりと否定的になりがちですが、皆さんのフレッシュなパワーでそれを乗り越え、失敗を恐れずに立ち向かい就職活動を乗り切ってください。


横山 浩一
東京事業所 施設管理課 馬場営繕係、入社11年目